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12 Nov 2014
リメンバランス・デー

11月11日は Remembrance Day(リメンバランス・デー)です。1918年の11月11日午前11時に第一次世界大戦が終結しました。英国全土でこの日の午前11時に二分間の黙祷を捧げることになっています。

 

 

今年は第一次大戦に英国が参戦してから100周年を迎えたことを記念して、8月4日夜10時から1時間の消灯イベントが実施されました。英国各地の家やオフィスでは、有志者たちが夜10時に消灯し、1914年8月4日に英国が宣戦布告を行った時刻である午後11時までの1時間を、小さな灯りやろうそくの光のみで過ごしました。

 

ロンドン塔には、8月からリメンバランス・デーまでの約3か月の間に、戦死者追悼の象徴である赤いひなげしの花(セラミックで作られた造花)が、ボランティアの手によって英国軍の戦没者と同じ数となる88万8246本植えられました。

 

 

今から90年近く前もっとも被害の大きかった北フランスは、戦争によってすべての建物が破壊され多くの人が亡くなりました。あらゆる生を失い、瓦礫とした化したその街に唯一残っていたもの、それは赤いポピーの花でした。多くの血が流れたこの街で、真っ赤なポピーだけが咲いていたのです。それを知った女性が、この戦争を人々に伝え、戦争で亡くなった人を慰霊するためにポピーの花を配り始めました。それ以来、人々はこの時期になると胸に赤いポピーをつけます。

 

毎年ロンドンのリッチモンドにあるポピー工場では、3800万個の、ポピーが作られるそうです。そして、11月11日に一番近い日曜日はRemembrance Sundayとよばれ、この日は各地の戦争記念碑に人が集まって、戦没者のための祈りが行われます。